前置胎盤のこと⑨(ケンケン誕生)
実は帝王切開当日のことを詳細に覚えていません。
とにかく、やっとここまでこれた~との安堵感いっぱいで起床しました。
予定帝王切開は午前中に予定が組まれることが多いと看護師さんから聞いてましたが、私は午後からとなりました。
朝ごはんも昼ごはんも抜きのため、とにかく手術前は空腹感が半端なかったです。
聞いていた時間から1時間ほど遅れて、
看護師さん:「春岡さん、やっと呼ばれました~」とストレッチャーを持って来てくれました。
手術部エリアに入り、長い廊下を通り(ストレッチャーに乗ってるからそう思っただけかも?)、「21?24?」(記憶が曖昧…)と書かれた部屋に入室しました。大学病院って手術室ってそんなにたくさんあるんだーと思いました。
手術室に入って人の多さにびっくり。
産科の先生が3人、小児科の先生が2人、麻酔科の先生が2人、産科の看護師さんと小児科の看護師さんがそれぞれ1人。手術部の看護師さんが2人。
入室して麻酔科の先生がいろいろ処置をしてくれ、いよいよ麻酔開始。
目が覚めると帝王切開が終わり、術後の激痛!
私:「痛いです!赤ちゃんは?」
産科の先生:「2300gあったよー。」
他に何か会話したかもしれないですが、麻酔後のせん妄でよく覚えてない...
なにはともあれ、無事にケンケンが誕生しました。
出血は2000mlちょっとで、貯血していた自己血800mlを戻しただけで輸血がなくても大丈夫だったようです。子宮は予定通り摘出。