37歳の高齢出産ということもあり、新型出生前診断と胎児ドックの両方を受診することに対しての迷いは全くありませんでした。
新型出生前診断の結果は全てネガティブでほっと胸をなでおろし、あとは胎児ドックを受診することで、もう少しその先に続くマタニティライフを余裕のあるもにしたい。
そんな思いから、胎児ドックを実施している県外のN病院を予約しました。
家から電車を乗り継ぎ、バスで病院へ向かい、同じ順路で帰ってきたのですが、帰りのことをまるで覚えていません。
帰りのバスではすでに検索魔になっていました。
LINEの履歴をたどると主人にメッセージを送っています。
「大腿骨が短いらしい」
「脳とかお顔は大丈夫だって」
いつもの妊婦検診より丁寧に丁寧に時間をかけてエコーを見ていただき、そのあとの説明で先生から言われたこと。
- たけこちゃんの大腿骨の長さは成長曲線の下限を大きく下回っている
- その場合、上腕骨が比例して短くなることが多いけど、上腕の長さはかろうじて下限ぎりぎりである
- 今のところ、肋骨の成長は問題なさそうなので、命に別条はないと思われる
- こちらの病院で今後の妊婦検診や分娩も可能だけど、私が住んでいる県でも専門の先生がいるからそちらでも大丈夫
- あと、こういう症例は共有されるからどこでも大丈夫(共有?共有?今思えば、胎児骨系統疾患フォーラムのことだと思います。当時、全く理解してなかったですが。。。この先、大学病院でいただいた『説明書』にその旨、記載されてました。)
[胎児骨系統疾患フォーラム]
FrontPage - Fetal skeletal dysplasia forum
えっ?なに?そんなに真剣に考えたほうがよい短さなの?
母親の私も短いですが、遺伝ではなく?
まさかの診断に呆然と帰路につきました。安心したくて受けた胎児ドックだったのに...
でも、心の中では大丈夫だよと思いたかったのですかね。
この病院では20wと30w前後に胎児ドックを受診できますが、帰り際に30wの胎児ドックの予約をしました。
のちに大学病院に転院したため、予約はキャンセルしましたが...
とにかく、とってもお天気がよくて残暑厳しい日だったのだけは鮮明に覚えています。