春岡ナフコさんのブログ

スティックラー症候群(stickler syndrome typeII)の我が家のお嬢さん達(たけこちゃん&ケンケン)の日々の成長を徒然なるままに綴っていければと思います。

前置胎盤のこと③(入院?)

27w3d。

三連休がはじまり、初日の土曜日。

たけこちゃんの習い事の送迎、週末恒例のスーパーへの買出し等々、何ら変哲のない普通の土曜日を過ごしました。

夜はお鍋にしようと食材を切って準備するも主人が帰宅しない。

19時を過ぎても全く連絡がなく少しイライラしながらも、たけこちゃんとテレビを観て過ごしてました。

その後、20時前には主人が帰宅。

主人が帰宅後、何気なくトイレに行くと出血あり、多くはないけど今まさに出ている感じの鮮血。

 

「どうしよう?おなかが空いているから、とりあえず鍋を食べてから病院に電話をかけてみるよ」(今思えば呑気すぎる発言)

 

予定通り鍋を決行、後片付けも終盤の頃、病院に電話をする前にトイレで状況確認。

やっぱり多くないけど、出血が続いてる模様なので病院に電話。

電話に出られた助産師さんに出血があることを伝える。

 

助産師さん:「量はどのくらいですか?生理2日目くらいですか?」

わたし:「そんな量は多くないです。少しずつ、だらだら出ている感じです。」

 

状況を聞かれるがままに話をしていると電話が何度か保留になり、助産師さんが当直の先生に確認されている感じがしました。

 

助産師さん:「救急車ですぐに病院へ来てください。」

わたし:「いや、それは大げさな感じがします。タクシーで向かっても5分くらいなのでタクシーじゃだめですか?」

助産師さん:「救急車を呼んでください」

 

生理2日目よりも全然少ない量の出血で、救急車を呼ぶことに躊躇いがあり、何度か↑のやり取りをした気がします。

助産師さんに「救急車で来てください」と頑なに言われ、腹をくくり、

 

わたし:「救急車を呼ぶ時に何て伝えればいいのでしょうか?」

助産師さん:「前置胎盤による出血と言ってください」

 

人生2度目の救急車。

1度目は2年前でたけこちゃんの初めての熱性けいれん。

 

主人とたけこちゃんにアパート前で見送られて、救急車に乗り病院へ向かいました。

 

自分としてはそれほど大したことがない出血量で救急車を呼んだことが申し訳なく、

救急隊員の方に「すみません。タクシーで向かうと言ったんですが...」と言うと、「前置胎盤は救急車を利用する十分な理由です」みたいなことを言われました。

 

救急車で病院に到着。

到着後の処置についてはよく覚えていませんが、一時的な処置が終わり、救急から産科病棟にストレッチャーで移動する際に同行してくれた先生が、「カイザーキャンセルで~」というような電話をおそらく手術室?にかけていたことが印象に残っています。

 

そこでようやく事態に気付きました。

まだ27w3dですが、出血量によっては、これから出産だったのね...と。

 

病院に向かうまでは、診察してもらって「大丈夫ですよ」とその日のうちに帰宅する気満々だったのですが、もしかしてしばらく帰れない?と察した瞬間でした。

 

産科病棟に移動するとすぐに張り止めの点滴が開始。

入院書類や同意書について説明を受け、署名。

この日はたけこちゃんを出産した特殊分娩室で一夜を過ごしました。

 

助産師さんと話をしているうちに、たけこちゃんにしばらく会えないんだーというのを理解し、涙がポロポロこぼれました。入院期間中、最初で最後の涙。