春岡ナフコさんのブログ

スティックラー症候群(stickler syndrome typeII)の我が家のお嬢さん達(たけこちゃん&ケンケン)の日々の成長を徒然なるままに綴っていければと思います。

ギプスか装具か(1歳9ヶ月と4日目)

側弯と診断されて1ヶ月。

 

いつもの大学病院ではなく、M病院(脊椎の症例数が多い病院)へ行ってきました。

 

これまでかかった大学病院や大阪の病院は大きくて建物が新しい明るい雰囲気の病院だったので、昔ながらのどんよりした総合病院の雰囲気にほんの少し戸惑いました。

(本当にそんなに症例数多いのかしら?最新の設備がありそうな雰囲気がない?)

 

そんな気持ちを切り替えて、総合窓口で初診受付を済ませて、整形外科の窓口へ。

 

一般外来の初診も1ヶ月先の予約しか取れなかったので、待合室はさぞ混雑してるんだろうと思いましたが、ちらほら患者さんが座ってるだけで、思っていたより全然空いてました。

一般外来だけど、電話予約した時にいろいろ経緯を話すと大学病院で紹介状書いてもらって、これまで撮ったレントゲンがあったほうがよいと言われていたので、受付で持ってきた紹介状と画像を提出して、問診票を書きました。

(問診票にも古い雰囲気感じます。コピーのし過ぎ?文字が時折、つぶれている感じのものです。)

 

思い出してイライラする話。

1ヶ月前の予約時の話ですが、M病院の電話予約はとても親身になって話を聞いていただき、電話を切った後、ほっとする感じでした。

しかし、その後、大学病院に紹介状と画像提供のお願いで電話すると、とてもつっけんどんな感じ(事務的というのとも違って、なんだか面倒な感じの対応でしょうか)で、なんたかなーと。

神対応なんて求めていない。

モンスター患者みたいな人もいたりするので、難しいことは重々承知のうえで言いたい。

こちらは藁にもすがる思いで電話しているのよー!

(そんなの知ったこっちゃないでしょうが…)そう邪険に扱うことなく、もう少し、ほんの少しでよいので、優しくご対応いただないかと。

 

それはさておき、20分くらいすると、受付の方に呼ばれて身長・体重を聞かれ (83㎝、13㎏)、座高と両手延ばした長さ(84㎝でした)を測っていただきました。

その後はレントゲン行ってきてくださいとのことで、これまた雰囲気のある廊下(暗くてこわい)が印象的なレントゲン室で立った状態で前向きと横向きで撮影。

レントゲンから整形外科の待合室に帰ると10分くらいで診察に呼ばれました。

診察室あるあるだと思いますが、入るとたけこちゃんの骨のレントゲンが何枚か画面に映し出されていました。

まず、家族構成やら両親の身長、たけこちゃんの病気のことを聞かれた後、レントゲンの説明。

横から撮ったものだと思いますが、たけこちゃんの脊椎の一つの形が変形していることについて話がありました。

確かに長方形の骨が並んでいる中でおたまじゃくしみたいな形(先生は台形って言ってましたが、私にはおたまじゃくしに見えました)の骨がありました。

  • おそらくこの骨が側弯の原因だと思われる
  • この骨の変形はおそらく元の病気の骨系統疾患によるものではないか
  • 大学病院で1歳の時に撮影したレントゲンで見る背骨は真っ直ぐなことから、早く装具かギプスか治療を始めた方がよい
  • でも、一度、小児をよく診ていらっしゃるK先生の外来に来て診てもらいましょう

すごく優しい先生で、話してくだっさことはとても理解できましたが、専門医のK先生に診てもらうのはここからまた3ヶ月待ちになるのかな?

その間にどんどん曲がっていくのかな?

どうしたものかと(どうすることもできないですけど…)診察後、もやもやしながら、次の予約を取るため待合室で待つことになりました。

その後、10分くらいで受付の方に呼ばれ、受付の方が予約表を持って空き状況見ながら、希望を聞いてくれます。

 

受付の方:「予約がとても埋まっているのですが、ご希望の日はありますか?」

 

確かにちらっと見えた手書きの予約表はぎっしり、枠外にもたくさん名前が書かれているようでした。

わたし:「一番早く診ていただけるところでお願いします」

 

なんと、来週水曜日の朝早い時間で診ていただけることになりました。

すでに3ヶ月待ちを覚悟していたので、早く診ていただけるのは喜ばしい限りですが、やっぱり、それだけ進行のスピードが早いからなのでしょうか。

続けて、受付の方が今後の段取りについて少し話してくださいました。

受付の方:「さっき、先生からお話があったと思いますが、ギプスということになると3泊4日の入院が必要になります。そのあと、2週間あけてまた3泊4日入院という流れになります。」

話を聞くと、ギプスをつけて、乾かして、次の入院時に入浴して、またつけてというサイクルのようでした。

冷静に返答できたと思いますが、ええー入院するの?と内心ではとても驚いてしまいました。まだ、来週にならないと詳細はわからないですが、ギプスすることになれば、来週の診察時に入院日を決めることになるので、その心つもりで来てくださいねとの話でした。内容はともかく、すごく丁寧に優しく話をいただきました。

1日病院で過ごすかもと覚悟のうえで、おにぎり持参で行きましたが、滞在時間は1時間半くらいでした。(9時に到着して、10時半には終了。)

 

さてさて、来週になってみないと詳細はわからないですが、経過観察にならずによかった。

日に日に背中の左右差が目立ってきているような気がするのに、経過観察だったらどうしたものかと思っていましたが、ちょっと前に進めてよかったです。

いつまで入院サイクルは続くのか?普段の生活は?お風呂は?保育園は?服はどうなるなか?私の仕事は?等々、疑問や悩みはありますが、とにかく診てもらえてよかった。

ちなみに今日のたけこちゃん、診察もレントゲンでも泣くことなく初めての病院だと言うのに成長したものです。


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↑おもちゃのベビーカーにご満悦のたけこちゃん。なんだか、近頃ちゃんとした会話になってきました。

 

わたし:「どこ行くの?」

たけこちゃん:「おかいもの!」

わたし:「何買うの?」

たけこちゃん:「バナナ!りんごちゃん!」

それ以外にも自分のお茶碗が空っぽになり、私のお茶碗にごはんが残っているのを見つけると「ママのくーだーさい」って。食べ過ぎ!(笑)