春岡ナフコさんのブログ

スティックラー症候群(stickler syndrome typeII)の我が家のお嬢さん達(たけこちゃん&ケンケン)の日々の成長を徒然なるままに綴っていければと思います。

眼科デビュー(生後4ヶ月と10日目)

この日は急遽、いつもの大学病院で眼科を受診することになりました。

数日前からよく目をこするようになったお嬢さん。

スティックラー症候群や脊椎骨端異形成症は目や耳が悪くなりやすい病気ということもあり、とても心配で大学病院の小児科の先生に相談したところ、早速、眼科を受診することになりました。

なんとなくこれまでの経験から大学病院の外来は午後の時間って比較的空いているような気がしていましたが、眼科は例外ですね。

耳鼻科も少し混雑していたような記憶がありますが、眼科は午後なのにとっても混雑していました。

眼科にかかるのは初めてなので予診からかなーと思っていましたが、生まれてすぐに眼科で診てもらっていたので予診はなく、視力検査からでした。

赤ちゃんの視力検査ってどうやってするのかなと思っていたところ、検査技師の方が白黒の縞々ボードをたけこちゃんに見せて、反応を観察していました。

縞々の幅が徐々に小さくなっていきます。本当は片目ずつする必要があるみたいなのですが、片目隠そうとするとすごく嫌がり、この日は両目で検査です。特に結果はここでは教えていただかなかったですが、結構幅が狭い縞々にも反応しているように見受けられたので、視力は特に問題なかったのかなーと思います。

視力検査のあと、1時間弱待ったでしょうか。

ようやくたけこちゃんの診察です。

たけこちゃんが生まれてすぐに診ていただいた女性の先生が担当の先生でした。私は出産直後に貧血で寝たきりで動けずだったので、この日が初対面です。

結果的には逆さまつ毛が原因でした。

目の周りの脂肪がとれて、すっきりすると自然に治るらしいので心配はいらないとのことでちょっと安心。

だけど、せっかくの機会なので先生にいろいろ病気のことを聞いてみました。

やっぱり、たけこちゃんの病気はぺろっと網膜剥離になりやすいらしい。

普通の人は徐々にめくれる(?)網膜がたけこちゃんはぺろっと簡単にめくれるらしい。最近、たけこちゃんと同じ病気の小学生の子が網膜剥離になったことを教えてくれました。

予防はできないけど、乳幼児は自分で見えなくなってることがわからないので片目ずつ隠して、見えてることを毎日家で確認するのがよいとのこと、目がビー玉みたいに見えたらすぐに受診するようにとのことでした。

気になったら、待ち時間長いかもしれないけど、当日でもよいからに受診していいからねと言ってくれました。

なんだかとっても心強く感じる一言でした。大学病院の先生って素敵な先生が多いです。